top of page

IKEFってなに?

国際貿易関係分野における言語の価値向上を目指した

20世紀の最後の10年間は、世界的にエスペランティスト(エスペラント語話者)の高齢化や学習者数の激減に伴い話者数が減少、各種分科団体やUEAの活動が低迷する等しました。

理想→葛藤
そして再度、
貿易の舞台へ

IKEFは1985年にフランツ・ジョセブ・ブラウン氏(ドイツ人)とロウレンス・ミー氏(オランダ在中英国人)によって設立されました。

それ以前に、IKEFには基礎となる団体がありました。エスペラント・オブ・コマース・アンド・インダストリー(EKI)の研究所、その本部においてFLM・ウェンシング(オランダ)、エリク・カーリーン(スウェーデン)とブルーノ・ボーゲルマン(ドイツ)は、国際貿易関係の分野における言語の価値を確信、60年代と70年代に多くの活動を行いました。また、ボーゲルマン氏は国際関係間のプロとしての実用分野開拓に邁進しました。ボーゲルマン氏とミー氏は1984年、ビジネス/経済におけるエスペラントの活用を復活させ、関心のある人々とこの目的のために協力し始めました。同時に彼らはUEA(世界エスペラント協会)専門部会において、多くの意見収集を開始しました。意見調査は67カ国で150以上のアドレスにのぼり、協力を呼びかけ、そしてそれは実現しました。多くの反応をもとに、それにこたえる形で1984年8月にIKEFの最初のニュースレターを発行しました。第一回の集会は、1985年4月19日にベルギーのブルージで開催されました。その翌年、1985年8月6日にドイツ・アウグスブルクで開催された第70回世界エスペラント大会で第一回の正式総会を行い、約30名が参加しました。以来、IKEF会員の会員数は急速に増えました。第79回ソウルでの世界エスペラント大会において、IKEFはUEAの分科団体として認定されました。

21世になり、インターネットを使っての学習啓発を中心に活動する若者グループが登場し、一部世代交代が行われています。IKEFにおいても積極的にインターネットを活用、国際間の貿易交流が飛躍的に促進する中、アジア諸国、特に中国及び韓国を中心とした交易での実用化が活発化し、それらをベースに中国国内でのエスペラント語の地位向上及びIKEFの認知度が格段に上がりました。 

 以降、中国からの貿易情報発信を中心に、再度グローバル化が図られ、IKEFにおいては2017年度の国際会議(ソウル市)以降、既存加盟支部(国別)の人員・活動強化とともに、アジア・アフリカ地域での加盟支部設立が重点施策として活動を行っております。また、Webプレゼンスの見直しとネットワーク強化のため、役員にWebプロを配置。以降、各国エスペランティスト間での情報共有、実際の商取引の活発化、またIKEFを通じて、Webメインの新たなネットワークも出来ています。

​ 従来からのエスペラントネットワークをさらに強化すべく、国際間の貿易・経済活動のプロ集団として、さらなる活動拡大に邁進しています。

bottom of page